雷の地域別落雷頻度
図により雷雨日数の等しい地点を結ぶ線、等雷雨日数線をIKL(ISO KELONIC LEVEL) と呼び雷雨分布の表示に用いられています。この資料は昭和29年から38年度の10年間の平均 データであり、近年異常気象が観測されており、一概にこのデータを鵜呑みにすることは安全対策上疑問が 残ります。やはり、重要施設には充分な雷保護対策を行うことが 必要でしよう。
雷雨は地域格差が大きく高雷雨地域は充分な耐 雷対策が必要でしよう。また無人の重要施設は 全国的にみてもどこに落雷しても不思議でない 状況なので防雷の必要性は高いでしよう。
雷害は、雷サージが電子機器に侵入して絶縁破壊や誤動作という結果を引き起こし大変な被害を与えます。この雷サージには種類があり、雷の直撃による直撃雷サージ、雷現象の誘導による誘導雷サージおよびアースへのサージ電流により発生するアース電位差サージがあります。